だもんで、だで、だがや。

名古屋市天白区の理髪店【タンデム】店主雑記

プジョー・ヴォーグのクラッチ割れ対策

愛車モペッドであるプジョー・ヴォーグをカスタムしていて、いくつか困った事になりましたが、ネットを探っても情報が見つからない事も有りました。

 

その一つがクラッチ板の割れについての情報です。

僕は一般に多く流通しているSPというモデルではなく、おそらくSEというモデルでバリエーターが搭載されていませんでした。

そこでカスタムするにあたって、速度を上げるにはバリエーターは必須なのでクランクシャフトからケースに至るまで全て社外チューニングパーツを組みました。

組み上げて現在500km程度走りましたが、その間に3枚もクラッチ板が割れてしまいました。

そこで自分なりに原因探しと対策を施しました。初めから組みこまれているクラッチを使っている人には当てはまらないかもしれませんが、アフターパーツを使ったり、クラッチ板が割れてしまう人には役に立つこともあるかもしれないので記事にします。

 

まず、これはSEに組まれていたクラッチです。見てもらいたいのは写真中央付近のクラッチ本体に引っかかるツメです。

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そしてこれが社外パーツのクラッチです。ツメの形が違います。
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このツメはクラッチ板外周に接して抑え込むフラットスプリングのツメなのですが、クラッチ板が割れる原因はフラットスプリングがズレる事でクラッチ板が異常に接触するからかなぁ、と疑いました。そこで2か所のフラットスプリングを社外品、その他をSEストック品から移植して走っていたところ社外品を使用していた場所のフラットスプリングがズレてクラッチ板が欠けて走行不能となりました。やはり、あやしい。

 

これは社外品フラットスプリング内側です。ここがクラッチ板の外周と接します。フラットスプリングは下側両端が折れ曲がりズレないようになっています。
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そしてこちらがこれはSEから移植したフラットスプリングです。よく見てみると下側両端がしっかりと曲げられているのが判ります。
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フラットスプリングの下側両端の曲げ加工をしました。手前側が加工後、奥側が加工前。たったこれだけの事です。これだけの事でかなり悩みました。そして、1本ツメも緩かったので微調整しました。
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専用品、適合品として売られているパーツでも国産品と違ってあやしいモノが結構ありました。クラッチ/バリエーターアッセンブリーのロックナットが供回りしてクランクがロックしてしまう、あるいはロックナットが外れてしまう場合は、ロックナット内側に接するプラスティックワッシャーを0.5mmくらい削って薄くグリスを塗ると解決しました。海外の人は「外れてしまうならボンドで固めろ。」とおっしゃっていましたが、、、。

 

モペッド乗り、それもプジョー・ヴォーグ乗り、そして社外品クラッチに交換している人なんて日本国内で少数だと思いますが、困っている人は試してみる価値も少しはあるかなぁ、と。

信号待ちで謎のエンスト、センタースタンド外して後輪が接地した途端にエンスト、それでもエンジンの始動はバッチリです。なんて人はクラッチに原因があるかもしれませんね。

バイクの理屈も道理も判らない僕ですが、僕の場合はクラッチで泣きました。出先でクラッチ板が割れて信号待ちでエンスト連発し、アイドルを高めに調整して青信号なったら押し掛けで全ての信号をクリアしてきました。アイドリングストップ機能搭載じゃないんですけれどね。ただ、渋滞だけは何ともならないので歩道で待機して、空いたら最後尾を押し掛けで追いかける感じで乗り切りました。

 

たぶん、これからも問題はあると思います。解決策が見つかったら記事にしたいと思います。

「モペッドは大変だなぁ。」と思うかもしれませんが、大丈夫です。直ります。

いや、最初から壊れているので良くなるいっぽうですから。