だもんで、だで、だがや。

名古屋市天白区の理髪店【タンデム】店主雑記

渓流釣りに向けてウェーダーの水漏れ修理をしました。

基本的にウェーダーは消耗品だと思っています。だって藪漕ぎすると直ぐにイバラで穴が開くし。透湿防水素材でもアメリカだと1万円台の物が結構あったりするので去年買ってみた。

2回目で浸水しました。まぁ、あまり細かい事は言わない主義なので「そんなもんだわな。」と思っていました。盛夏には沢登スタイルで釣りをするのでウェーダーは履かず、浸水以来は仕舞ったままになっていました。

 

では、シーズン間近ですので直しましょう。

だいたい水漏れは透湿素材とストッキングの継ぎ目からが多いのですが、たぶんこのウェーダーもそこでしょう。
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手芸用品店で手に入れたテープをアイロンを当てながら貼っていきます。
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初めから貼ってあるテープの両端に重なるように上下で貼りました。薄手の布を介してアイロンで貼ってから、温度をやや上げて布無しで更に圧着させたら綺麗に出来ました。ビビって低温でやって、なかなか付かないので時間をかけて押さえていても上手にいきません。テープの糊をアイロンの熱で溶かして貼るので、ある程度の温度で圧着させた方が良いような。ウェーダーの生地が解けると困るので仕上げは布は無しで様子を見ながらやりました。
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と、まぁ手を加えれば何とかなると思います。

が、魚だけは何とも。

久しぶりに銭湯へ行ってきました。

確定申告も終わり、その他諸々の面倒な事もひと段落したので幼馴染と飲みに行く前に銭湯へ行くことに。

今回は最寄りの「玉の湯」さんへ。駐車スペースに限りがあるので軽自動車が吉かも。
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お湯に浸かりながら近況報告や今年の遊びの予定なんかを話して、ピンピンに足を延ばしても余裕のある風呂はやっぱりいいもんだ、と。

 

 

当然、銭湯態勢は整えて木桶に着替えと手拭い、シャンプー、石鹸、軽石をぶち込んで。
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風呂敷でギュギュっと包んで。
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遂に幼馴染も木桶が欲しいと言い出した。うん、買うべきだ。

長者町横丁で飲む。

名古屋市のオフィス街伏見エリア。

市営地下鉄への入り口が異様な雰囲気にライトアップされています。「長者町横丁」と書かれているけれど「伏見地下街」の方が親しみがある人も多いと思います。
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古い地下街で数年前まではシャッター街のイメージ。
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5時前の伏見地下街。ここから先、左側には立ち飲み屋が続いています。今日は古い知り合いと2人で飲む予定。実に20年ぶりくらいかも。
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とりあえず飲みたいので「酒津屋」さんへ。店内は既にオジサン達で満たされておりました。
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「せんべろセット  ¥1,000」何でもイケる口なのでコイツを頼みました。
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生中、赤ウインナー、玉ネギ串、焼き餃子、エビカツ、枝豆。これで¥1,000なんて!
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(写真は2人分です。)

 

 

その後、友達がやっているとんちゃん屋へ移動して本気飲みしてから地下鉄で帰りがけに再び伏見地下街へ。今度は「蕎屋」さんへ。
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生ビール、セロリの漬物、自家製豆腐を注文。自家製豆腐が美味しくてキンミヤハイボールのアテに再注文。
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久しぶりの差し飲みは浅ーい話を無駄に深ーく、深ーい話を適当に浅ーく言いたい放題して盛り上がりました。(VR時代のアダルトコンテンツ、隣のテーブルは夫婦か不倫か等々)

 

自分の家から地下鉄で乗り換え無しで行けるので、伏見エリアは地上も地下も飲むには好都合なのでした。ただし、エリートが多そうで気が引けますが。

モペッドをカスタムするぞ!その13 お掃除編

そろそろプジョー・ヴォーグにも新しいエンジンを載せることが出来そうな気配がしてきました。今回はその準備として各部の掃除をしました。

 

とりあえず、バラバラに。戻せるのでしょうか?
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前後ホイールのハブ。ドラムブレーキの蓋です。前輪は粉吹き芋、後輪は中華屋の厨房の様になっていました。
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ハンドツールを使ってピカピカに。いや、そうでもないかな。普通の状態に、かな。
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後輪右サイドには自転車モード用のギアがネッチョリとグリスまみれです。ハブも粉吹き芋。
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余分なグリスを拭き取って、ハブも磨きました。
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前輪にはメーター用のギアがあります。こちらもグリスでコテコテです。
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綺麗になりました。本当はアクスルシャフト部のグリスを掃除して、新しいグリスを入れたかったのですが余計な事をすると掃除すら出来なくなるので止めておきました。
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前足。オェッて感じですね。
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気分がよろしいですな。
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後ろ足。グリスと錆が結構ありますね。
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グリスは綺麗になっても錆は何ともならんですな。塗装しようかとも考えましたが、基本コンセプトは「ボロくてショボいけど速い(見た目より)」なので必要以上の見栄え向上はしない方向ですすめます。
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あらゆるボルト、ナットもオイルまみれなのでディグリーザーで綺麗にしました。
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気分がよろしいですな。綺麗にしただけなのにワッシャーが1つ無くなりました。不思議ですね。リアショックはプラスティック製なので紫外線劣化で何ともならんかったです。
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さぁて、いよいよ組付け作業へと入ります。

が!そんなに甘くはありませんね。

ご期待どおり問題が!

ナント!マフラーが付かないって本当かよ?!

 

その14へ続きます。

正月の銭湯

最近はモペッドのカスタム記事ばかりになっていたので違うネタを。

今回は今年1月に行った銭湯。僕は銭湯育ちなので元日は銭湯に行く習慣がありました。元日の朝風呂はとても気持ちが良いのです。

先日お邪魔したお気に入りの銭湯、南区の七福湯さんへ元日にお邪魔してきました。午後1時から営業だったので、お昼ご飯時のビールを我慢して車で行きました。寒いもんね。
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七福湯さんはロビーも広く、清潔です。僕のお気に入りは電気風呂。ビリビリのパターンが数種類繰り返されるタイプです。

お客さんも大勢居て賑わっていました。やっぱり明るいうちの銭湯は最高です!

栗田さんの木桶をデビューさせました。元日まで使うのを我慢しましたが、「カコーーーン!」という音が別格でした。桶に汲んだお湯を手ですくい顔を洗うと木の香りがしました。新品ならではの楽しみです。いい!気に入った!
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お正月休みと言ってもやる事無いし、限界まで働いて体力も落ちているので人が多い所では風邪をもらいかねません。しかし、湿度の高い銭湯ならば安心。正月休み最終日の4日に東区の平田温泉さんへ行ってきました。前回お邪魔した時にご主人さんから「昼間はまた違った雰囲気だから是非。」と言われていたので楽しみです。
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ほぼ開店と同時に到着すると続々とお客さんがやって来ました。手入れされた古い装備が気持ちが良いお風呂。こちらでは薬湯に長く入りました。窓から差し込む光が気持ちが良いです。ここが大きな幹線道路沿いだという事を忘れてしまいます。確かに昼と夜では違いますね。

木桶に着替えとタオル、シャンプー、軽石などのお風呂セットを入れて風呂敷で包む。バイクの荷台に載せて走り出しても意外にも寒くありません。薬湯効果でしょうか?やっぱり銭湯は温まりますな。
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1月中旬。

幼馴染の家の引っ越し作業を手伝ってクタクタになったところで瑞穂区東栄温泉さんへ。名古屋市博物館の裏側にあります。
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ここは何と言っても住宅地にそびえる煙突が特徴でしょう。そして、すごくレトロな雰囲気ですが手入れが行き届いていて清潔です。かなりオススメしたいです。シンプルですが十分。ただ、天窓の下に座ると冷えた雫が背中に落ちてくるので冬は注意です。
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お疲れ様ー。という事でその後は飲みに行きました。風呂上がりのビールは最高ですね。ただ、飲んだ後にもう一度銭湯に戻りたくなりますがね。
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という事で銭湯、最高。

水牛の角で西洋剃刀のスケールを作りました。その1

古いイギリスのストレートレザーのボロい物を買うと、スケールが割れていたりするので水牛の角で作ることにしました。

この類の物は海外のシェービング屋さんが充実しているので輸入しました。
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さて、届いてみると反り返っていました。水に浸けてから砥石を重しにして反りを直しました。
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ちょうどレストア中の7/8インチのストレートレザーがあったのでプラ板で型をとりました。この型を角に貼って、再度型取りして鋸などを使って切り抜きます。
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左右を両面テープで貼り合わせて、バイスを使って反りを直します。その後、外周を削って揃え、厚みを削っていきます。
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模様がいい感じにアクセントになりました。削りたては白くなっていますが、耐水ペーパーで仕上げていくと、どんどん艶が出てきます。
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スペーサーも水牛角の端材から削り出します。この厚みによって剃刀本体の収まり具合を調整します。あまり厚みがあると深く剃刀が入り過ぎて、スケールの反対側から刃が「こんにちは」する事もあるので調整します。
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とりあえず、ここまで。鹿角に比べると加工しやすいので楽ちんです。

その2に続きます。

鹿の角で西洋剃刀のスケールを作りました。

鹿の角を貰って来てストレートレザーのスケールを作ってみる事にしました。

当たり前ですが工作用にちょうど良く真っすぐになっている事はなく、この曲がりが後に問題になります。
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だいたいの長さを鋸で切って、電動ハンドツールの鋸を使って2つに割りました。もう、この時点でギブアップしそうな気分です。思っていたよりも硬く、割ってみると髄の部分が現れました。
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それっぽい形に電動工具を使って削りました。一度水に浸けて柔らかくしてからバイスで挟んで、なるべく反りを修正しようと試みます。
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挟んだ角を良く見ると当然ですが左右で厚みが違います。外面を削って、更に内面の髄を削って形を左右均等にしなくてはいけません。
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その結果、片面は「焼きちくわ」。
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もう片面は「生ちくわ」となりました。
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実際に鹿の角を削ってみると凄く加工がしにくい。削るには硬く、場所によって硬さが違い、曲がっていて、中に髄があるので削るのにも限界があります。そして、結果として「焼き」と「生」が出来上がりました。

もう少し、想像力があれば切り出す場所を慎重に選ぶ事が出来たのでしょうが、正直2度とやりたくありません。

 

さて、鹿の角の色が付いた部分、ここでは「焼き」の部分と表現しますが、アレって洗うと薄くなっていくって知ってました?ゴシゴシ擦ると角が白くなっていくので汚れているんですね。風呂とか入ってないですもんね。

あまりにも色が薄くなって味気ないので仕事で使うヘナで染めてみました。「焼き」が更に濃くなって美味しそうです。焼きちくわの細い部分が黒いのは、削ったら髄が出てきてしまいました。コゲちくわです。
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角って爪と同じで濡れると水分を含みます。最後に透明塗料で防水コーティングして仕上げました。

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鹿角スケールが似合いそうなストレートレザーがあれば、ピンを打って合わせてみようかと思います。

 

疲れました。